納骨堂許認可に携わる公務員

公務員試験問答 判断推理 (II種・上級)2

過去問&解答集

納骨堂許認可に携わる公務員試験問答 判断推理 (II種・上級)2

問題
ある3000m競争にA〜Eの5人が参加した。終盤に近づいたあるとき、次のような状況であることがわかった。そのときの5人の状態についての記述として正しいものはどれか。

  1. A選手とD選手の間隔は4mである。
  2. B選手とE選手の間隔は5mである。
  3. B選手とD選手の間隔は2mである。
  4. C選手とD選手の間隔は6mである。
  5. D選手はA選手より先を走っている。
解答:

 順序に関する出題である。順序を決定する問題では、数直線を用いて条件を整理すると解答が得られやすい。この問題では、3つの条件を図示しながらそれらを数直線上でまとめていく。
最初の条件では、先頭と最後尾の間隔が14mとなっているので数直線の長さが14mとなることが分かり、この中に5人の位置をとれるようにすればよい。

├────    14m   ──────┤
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

2番目の条件をみると、A選手とB選手の間隔が8mとある。この場合、どちらが前でどちらが後ろが分からないため、とりあえず図示すると次のようになる。

 ├──  8 m  ──┤
 ┣━━━━━━━━━━━┫
 A           B
(B)         (A)

しかし、次の条件をみると、B選手はC選手より11m遅れて走っているとの記述があるので、もしB選手がA選手の8m前にいると仮定すると、C選手からA選手までの間隔は19mとなってしまい、最初の条件と矛盾してしまう。よってA選手とB選手の8mの間隔はA選手がB選手の8m前にいることになる。以上を図示すると次のようになる。

 ├──── 11 m ───────┤
      ├──  8 m ────┤
 ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━┫
 C    A            B

次に3番目の条件をみると、D選手が3番目の順位を走っているとあるので最初の図の3番目の位置にD選手が入る。ただし、E選手はその前か後ろかは分からない。
これらを矛盾しないように1つにまとめていくが、先頭と最後尾の間隔が14mであるので、C選手を先頭とした場合と2番目の場合の2通りが考えられる。

[1] C選手が先頭の場合
C選手が先頭だとした場合、4番目にB選手となり、2番目にA選手、残った最後尾にE選手となる。(B選手を最後尾とすると14mの間隔が11mとなり矛盾する)

 ├────── 14m ────────┤
 ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
 C    A    D    B    E

ここで、先頭の選手を14m、最後尾の選手を0m、D選手を7mの位置として各選手の間隔を計算していく。
C選手とB選手の間隔は11mなので、B選手はE選手の3m先、A選手はB選手の8m先なので、E選手から11m先に位置していることになり、各人の間隔は次の図の( )数字のようになり、全体の順序が矛盾なく成立する。

 ├────── 14m ────────┤
 ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
 C    A    D    B    E
 14(3) 11(4) 7(4) 3(3) 0

[2] C選手が2番目の位置の場合
C選手を2番目とすると、A選手が4番目、B選手が5番目となり、先頭は残ったE選手となり次のような順序となる。

 ├─────  14m   ──────┤

 ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
 E    C    D    A    B
ここで、各人の間隔が矛盾なく成立するかどうかを検討する。C選手とB選手の間隔は11mなので、C選手はB選手の11m先、A選手はB選手の8m先である。しかし、D選手とE選手の間隔は7mなので、A選手がB選手の8m先となると、D選手は4番目となるために矛盾してしまい、この順序は成立しないことが分かる。

 ├─────  14m   ──────┤

 ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫
 E    C    A    D    B
 14(3) 11(4) 8    7    0

したがって、考えられるのはCが先頭の場合だけであり、各人の間隔をもとに選択肢を検討すると正答は選択肢1となる。


問題
ある池で行われた釣り大会にA〜Fの6人が参加した。参加者の位置についてA〜Fの5人から次のような発言を得たが、このうち1人だけがうそをついていることが分かったうそをついているのはだれか。なお、池と参加者の関係は図のようになっていた。

  ┌───────┐
  │       │
 ○│        │ ○
  │       │
  │       │
 ○│   池   │ ○
  │       │
  │       │
 ○│       │ ○
  │       │
  └───────┘

  1. 私から見て正面の右隣りにDが座っていた。
  2. CとFは同じ側に座っていた。
  3. 私の正面にはBが座っていた。
  4. 私から見て正面の1人置いた右隣りにFが座っていた。
  5. 私から見て正面の左隣りにAが座っていた。
1 A
2 B
3 C
4 D
5 E

解答:

この過去問題は「方位・位置」の問題である。「方位・位置」に関する問題には次のような種類の問題が該当する。
(1) 方角・方位に関する条件から位置関係を検討する問題
(2) 条件から、座席と着席者や店の配置位置などの場所を検討する問題
この問題は(2)の種類に該当する。
(2)の種類の問題では、まず各条件を図で表し、共通するもの、複数登場するものを中心に組み合わせていく。この場合、全体の配置が図で示されている時には、全体の配置に特徴がないかをまず確認しておく。この問題では、池をはさんで左右に3ヶ所ずつの位置関係であるが、特に図示した条件を組み合わせる際の特徴ではない。
 また、この過去問題では、参加者の位置関係についての発言の中にひとつだけうそがあるという条件なので、図示した条件を組み合わせる際に、1つの発言をうそと仮定して(1つの条件を除いて他の条件だけで組み合わせて)6人の位置が確定するかどうかを検討する必要がある。

各条件を図で表すとそれぞれ次のようになる。
    A:A-○   B:C    C:C-B  D:F   E:○-E
        |     |B           |     |
        D     F             ○     A
                            |
                            ○-D
 上の条件を組み合わせていくが、前述のように発言の中には1つだけうそがあるので、組み合わせる際に、A〜Eの1つを除いた他の4つの条件で全ての参加者の位置が確定するかどうかを検討していく。このとき、もし確定することができなければ、逆に除いた1つの発言は必ず本当であると分かる。
(1) Aの発言がうそとした場合

Eの発言内容と矛盾することとなるので、Aの発言は本当であると分かる。

(2) Bの発言がうそとした場合

Cの発言内容と矛盾することとなるので、Bの発言は本当であると分かる。

(3) Cの発言がうそとした場合
(B)
(C)

 A・B・D・E・Fの発言にしたがって全員の位置が確定するので、Cがうそをついていることが判明する。




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