納骨堂許認可に携わる公務員試験問答 数的推理(II種・上級)2
問題
5で割ると4余り、6で割ると5余る3けたの自然数のうち、最小のものの各けたの数の和はいくらか。
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解答:
先程の問題と同様に、5と6の公倍数から1を引いたもののうち、3けたであって、しかも最小の数を求めることになる。よって、最小公倍数は30であるから、
30×4−1=120−1=119
が条件に当てはまる数である。よって、
1+1+9=11
問題
5で割ると4余り、6で割ると3余る3けたの自然数のうち、最小のものの各けたの数の和はいくらか。
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解答:
反対から見ても、「5で割ると4余る」は「5で割ると1足りない」、「6で割ると3余る」は6で割ると3足りない」となって、とたんに手掛かりが無くなります。
では実際に条件に当てはまる数を挙げて見ましょう。
5で割ると4余る …… 4 9 14 19 24 29 34 39 44 49 54 59 64 69
6で割ると3余る …… 3 9 15 21 27 33 39 45 51 57 63 69 75 81
以上から条件に当てはまるのは、9、39、69であることが分かります。ここで何か気がつきませんか?
そう!
9に始まって30、つまり5と6の最小公倍数ずつ増えているのです。
この手の問題では、条件に当てはまる数が、最小公倍数に等しい間隔で、規則的に現れるということなのです。
ですから、3けたの数で最も小さいものは、129となります。
∴ 1+2+9=12
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